『愛』と『期待』(教育)
子供の事を書いたのでもう少しだけ。
『愛』と『期待』は違います。
本当に子供の事を愛しているなら、期待してはいけない。
私達の価値観やエゴを押しつけてもいけないし、体裁のために使うべきでもない。
それらを押しつけられると子供はプレッシャーに感じてしまいます。
そして、大人になった時にそれが分かってしまうと…
だから、将来の事についてに一緒になって考えたりしてあげる時は、子供に決めさせるべきだと思います。
助言は良いと思いますが、こちらが決定するのは良くない。
何故なら、高い確率で本当にその子の事を考えての解答ではないのですから。
私達大人がしてあげるべき事というのは、ある程度育つと後は少ないのだと思います。
ただ、今は過保護に育てる傾向が強いので、どうしても要らないところまで介入してしまう。
その結果、大人になっても親離れできなかったり、自分で考える力が無かったりする。
私は、今の教育(家も学校も)間違ってる所が多すぎると思います。
期待してしまう気持ちも分かりますけどね。
ただねぇ…自分が頑張ってきたから同じものを押しつける、というのは気が引けます。
自分は頑張ってこなかった、というのなら尚更です。
どうして期待してしまうんでしょうね。
私は自分自身の能力値が低いから、期待しないだけなのかもしれませんけど。
子供が
『勉強したいねん。がんばんねん!』
というのなら、全力でサポートします。
もし、結果がついてこなくて失敗してしまったら、フォローもします。
けれども期待はしません。
期待すると、何か望んでしまうので。
結果がついてこなくて失敗した時に体裁をきにしてしまいかねないので。
『私は、あなたの事を愛してる。
だから期待はしない。』
と言って育て
『疲れたら帰ってその時はおいで』
と声を掛けて社会に送り出せる様な、そんな子育てがしたいです。